コンパレータ用『受け治具原器』の製作ならお任せください|比較測定の精度を支える高精度原器
比較測定による品質保証を支える『受け治具原器』。コンパレータのゼロセット用原器を、高精度加工・硬度証明書・検査成績書付きで製作した事例をご紹介します。
比較測定用『受け治具原器』製作事例
産業機器装置メーカー様より、コンパレータ(比較測定器)で使用する『受け治具原器』をご依頼いただきました。
本製品は、お客様が製造される製品の寸法を比較測定するための『基準』となる重要な原器です。
コンパレータでゼロセットを行う際の基準となるため、ミクロン単位の高精度が要求されます。
製品仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 品名 | 受け治具原器(コンパレータ使用) |
| 形状 | φ60(ローレット加工)×L45+φ38×L35.75±0.003(全長L80.75±0.005) |
| 材質 | SKS3 |
| 表面処理 | 黒染め防錆 |
| 熱処理 | 焼入れ・焼戻し・サブゼロ処理(HV660以上) |
| 設計 | お客様 |
| 個数 | 1個 |
| 当社製造番号 | 26-00846 |
コンパレータによる『比較測定』とは
今回のお客様では、コンパレータを用いた『比較測定』によって品質保証を行っています。
比較測定とは、まず基準となる原器でコンパレータをゼロセットし、その後に製品を測定して『原器との差』を確認する測定方法です。
絶対寸法を直接測定するのではなく、基準との差だけを測定するため、
・測定精度が高い
・測定時間が短い
・作業者によるバラツキが少ない
という大きなメリットがあります。
2つの重要寸法を1つの原器で保証
今回の原器では、次の2つの寸法を保証しています。
・全長 『80.75±0.005』
・段差高さ 『35.75±0.003』
この2つを基準としてコンパレータをゼロセットし、お客様製品との寸法差を確認します。
原器そのものの精度が測定精度を左右するため、高精度な研削加工と厳密な検査を実施しています。
作業性を考えた軽量設計
本原器は、人が手で持ってコンパレータへセットします。
そのため、外径φ60部分にはローレット加工を施し、滑りにくくしています。
さらに、内部は軽量化のため肉抜き構造となっています。
具体的には、
・底面からφ40×深さ36のザグリ加工
・さらにφ20×深さ34のドリル加工
を施しています。
必要な剛性を維持しながら軽量化することで、作業者の負担軽減と作業性向上を実現しています。
熱処理品質も証明書で保証
本製品はSKS3を使用し、
・焼入れ
・焼戻し
・サブゼロ処理
を実施しています。
硬度は『HV660以上』を保証しており、熱処理が適切に行われたことを証明するため、『硬度証明書』を添付して納品しました。
また、寸法検査についても『検査成績書』を添付し、品質保証体制を万全にしています。
精密加工だけでなく『品質保証』まで対応します
精密部品は、加工精度だけでは十分ではありません。
品質保証まで含めて、お客様が安心して使用できることが重要です。
渡辺精密工業株式会社では、
・比較測定用原器
・マスターゲージ
・測定治具
・専用検査治具
・精密ゲージ
など、多種多様な測定工具・検査治具を製作しています。
加工から検査、証明書発行までワンストップで対応いたします。
ぜひ、お困りごとがございましたらお気軽にご相談ください。
FAQ(よくある質問)
Q1.コンパレータ用原器とは何ですか?
A.コンパレータ(比較測定器)のゼロセットに使用する基準器です。製品との差を高精度に比較測定するための基準となります。
Q2.比較測定のメリットは何ですか?
A.絶対寸法を直接測定するよりも高精度・短時間で測定でき、測定者による誤差も少なくなります。
Q3.硬度証明書や検査成績書は発行できますか?
A.はい。ご要望に応じて硬度証明書・検査成績書を添付して納品いたします。
Q4.軽量化構造の設計も可能ですか?
A.可能です。用途や強度を考慮しながら、肉抜き加工や軽量化設計をご提案いたします。
Q5.1個からでも製作できますか?
A.はい。試作品1個から量産用治具・検査治具まで柔軟に対応しております。お気軽にご相談ください。
課題解決事例に関するご案内
当ホームページに掲載している課題解決事例は、お客様およびお取引先様の機密保持を最優先に考え、一部の内容を変更して掲載しております。
製品名、寸法、材質、数量、用途、業界、写真、図面、納入先などについては、実際の案件が特定されないよう事実とは異なる内容に変更している場合があります。
また、掲載している画像やイメージ図の一部には、AI技術を用いて作成した画像を使用しております。そのため、実際に当社が納入した製品や現物写真とは一致しない場合があります。
ただし、掲載している事例で紹介している加工技術、測定技術、品質保証レベル、課題解決の考え方については、当社が実際に保有している技術力および対応可能な内容に基づいております。
当ページは、お客様の機密情報を保護しながら、渡辺精密工業株式会社の技術力や対応力をご理解いただくことを目的として掲載しております。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
お問い合わせ
受け治具原器をはじめ、各種テーパー製品、測定具、原器、マスター、そしてさまざまな改造、技術的な相談、リモート相談、立会い希望、ゲージ・治具・試作品・設備部品・研究開発品の仕様検討など、
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■会社概要
郵便番号:455-0831
住所:名古屋市港区十一屋一丁目59-1 → アクセス
電話:052-383-8282
FAX.:052-383-8324
<認証(QMS関連)>
JISQ9100
ISO9001
MSJ4000
<ゲージ>
栓ゲージ、ハサミゲージ、テンプレート、砥石用テンプレート、スプラインゲージ、セレーションゲージ、テーパーアーバー、スプラインテーパーアーバー、スプラインマンドレル、スプラインプラグゲージ、スプラインリングゲージ、姿ゲージ、テーパーゲージ、球面ゲージ(内面、外径)、オス球面、メス球面、球面模範、各種模範、高さゲージ、高さマスター、ギャップゲージ、段差ゲージ、LFゲージ、総合ゲージ、深さゲージ、深さマスター、重量マスター(重さ原器)、セットアップゲージ、セッチングゲージ、ゲージ校正、AI画像測定器用校正マスター、非接触測定器用校正原器 等
<治工具>
機械加工治具、検査治具、検具、総合ゲージ、LFゲージ、MLFゲージ、自動機用ワーク固定治具、無人化対応用治具、パレット、コレット、コレットチャック、CMMホルダー、三次元測定器固定治具、かしめ爪、かしめ治具、位置決め治具、固定治具、ジラス金型 等
<金型>
精密金型部品(プレス用、射出成型用など)
<部品>
航空宇宙向け部品、産業機械向け部品など
<その他加工>
測定器、専用機、試験機、三次元加工、小穴加工、超硬加工、セラミクス加工、ガラス加工、樹脂加工、鏡面加工、ラップ加工、ラッピング加工、クラウニング加工、特殊プロファイル加工、面粗度加工、ドリル折損除去、試作部品、試験片、引張試験片、ねじり試験片、熱処理試験片、腐食試験片、メッキ試験片、圧縮試験片、校正用マスター、校正基準器、校正器具、点検具、等
<設計>
ゲージ設計、測定治具設計、総型ゲージ設計、総合ゲージ設計、測定ゲージ設計、検査治具設計、機械加工治具設計 、省力化・自動化治具設計
<システム開発>
C, C#, Python, VBA, WordPress など
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